2015年09月06日

運命の八月十五日

「日本のいちばん長い日」を見て来た。
本当は「野火」を見るつもりだったのだけど、内容から、自分は最後まで見続けることは出来ないのではないかと考え、断念。
で、こちらにしたと。
こちらはこちらで良かったよ。淡々とした感じが私好みで。
2時間半という長さが気にならない話だった。
もっとも、ラスト10分くらいでトイレに行きたくなっちゃって、エンドロールはそわそわしながら見てたけど。

話の内容は・・・ま、いっか。公式サイトでも見てください。小説(原作)もあるし。
私は原作も岡本喜八監督版も知らなかったんで、最初は総理大臣の鈴木貫太郎が主人公なんだと思ってました。
メインは陸軍大臣の阿南惟幾だったね。最後の自決シーンは痛そうだった…。
あと、クーデターを目論んだ将校達の顔と名前を覚えきれなくて、軽く混乱。
事前にパンフレットを買っときゃ良かったよ。

ポツダム宣言の受諾から玉音放送までの間、いかに降伏するのかってことで大臣や軍人達が揉めるわけだけど、みんな考えているのは天皇のことやら、軍人としてのプライドのことやらばかりで、一般市民の困窮や安否については二の次っぽいところに、不満を感じた。
天皇のことっていっても、昭和天皇ご自身のことを心配してるんじゃなくて、あくまでも天皇に象徴される国のメンツをどう守るかってことだしね。
まぁ、史実でも恐らくそうだったんだろうから、この不満は作品そのもののせいではないんだけど。
ポツダム宣言の受諾を先延ばしにしている間に長崎にも原爆を落とされて、その報告を受けた内閣書記官長の迫水が大きく溜息を吐いた場面なんて、こっちも溜息吐きそうになっちゃったよ。
もし、また戦争になったら、私ら庶民は二の次三の次にされちゃうんだろうなぁ。
あ〜、ヤだ、ヤだ。

鈴木貫太郎役の山崎努による、耳が遠くて本当に聞こえないのか、単に素っ惚けているのか、よく分からない演技とか(※褒めてます)、昭和天皇役の本木雅弘のハマりっぷりとか、役者さん目当てでも楽しいかも。
あ、陸軍大臣官邸の女中さんはグレーテルのかまどです。でも、お菓子は作りません。

ところで、映画が始まる前に、杉原千畝を主人公にした映画の宣伝があったけど、これは私達も積極的に難民を受け入れていきましょうというメッセージなんだろうか?
もし、そうなら見に行きたいね。
posted by どら at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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